「らーめん ほん田」さん



きょうは、小川町の『らーめんほん田』さんで、
トレーニング目的の大食いチャレンジをしてきたわ。

写真を見たかんじでは量もたいしたことないし、
失敗しても750円っていうことなので、
チャレンジというより、ふつうのランチ気分。
15分っていう制限時間がちょっと不安だけど、
まあ、なんとかなるんじゃないかしら?

お店は「ほん田」なんていう料亭みたいな名前のくせに、
派手な看板、べたべた貼られたポスター、薄汚れたガラス窓、
もう、これでもか!っていうくらい庶民的なの。
ほしの、こういう雰囲気、だーいすき♪

食券の自動販売機は、どのメニューも安くて好印象。
でも、どれがチャレンジメニューなのかしら・・・?
自動販売機の前でまごまごつくほしの。
不審そうな目でほしのを見つめるアジア系のおねえさん店員。
おずおず「チャレンジしたいんですけど♪」と言うと
おねえさん「イイデスヨ」とにっこり。
つられてほしのもにっこり。

「ジャンボラーメン。ミソデスカ? シオデスカ?」
あっ、みそ味と塩味をえらべるのね。
うーん、薄味のほうが大食いにむいているんだろうけどぉ、
塩ラーメンはあんまりすきじゃないのよね・・・。
やっぱりすきな味のほうがいいわね。
「・・・じゃあ、みそで」

厨房のなかでは、こわい顔のおっちゃん3人が
せっせとラーメンをつくってるの。こわっ。
おねえさんが「ジャンボラーメン、ミソ」と声をかけると、
厨房の親玉みたいなおっちゃんが、
無言で大量の野菜炒めをつくりはじめたわ。
あほみたいな量のもやし&でかい中華鍋と格闘するおっちゃん。
おっちゃん、ヤクザ映画の菅原文太みたいで、かっこいい♪
うっとり。


・・・ん? ちょっと待って。
あの野菜、ぜんぶたべなくちゃいけないの?
中華鍋のなかで山になってるじゃない?

だめよ、ほしの。
自信をなくすから、厨房の中は見ないほうがいいわ。
落ち着いて。野菜は加熱すればちぢむんだから、大丈夫よ。
・・・ほしのならぜったい食べられるから、自信をもって。

「はい、ジャンボラーメン」と、ぶっきらぼうなおっちゃん。
どんぶりは小さめだけど、野菜が山になってるわ。
ちょうどラーメン二郎の男盛りみたいな雰囲気かしら。
これなら量は問題ないけど、15分だとちょっときびしいかも。
「あの時計で2時までね」
「あ、はい」
時計をみると1時43分くらいなので、
2分くらいおまけしてもらっちゃった。
おっちゃん、こわい顔して、けっこうやさしい♪
「じゃ、スタート」

まずは野菜の山から崩していきましょう。
それにしてもすごい量ねえ。
このもやし、味もついてないし。
お醤油をかけて、すこしさましましょう。

はふ、はふ。

なかなか減らないわねえ。
熱いし、食べにくいし、ペースがつかめないわ。
けっこう苦戦かも。やばいわねえ。

チャーシューは好きなすきな味よ。
あぶらみがすくなくて、かみごたえがあるの。
ゴツゴツ、パサパサ感があって、流行の味じゃないけど、
こういう肉のほうが、肉を食べてるっていう実感があるわね。
・・・ふう、焼豚と野菜は完食ね。

野菜をかたづけただけなのに、もう1時53分なの?
ほしの、箸のつかいかたがへただから、
野菜がうまくつかめなくて、スピードがでないのよね。
まあ、でも麺の量はすくないから、
一気にスパートをかけましょ。

ずずっ。ずずっ。
ごくごくっ。
ふうっ! 完食よ!

時計は1時58分くらい。15分フラットね。
「いやあ、やられちゃったなあ」 うれしそうなおっちゃん。
「どうも、ごちそうさまです」
「野菜を多めにしてみたんだけど、食っちまったかあ」
「どうも、どうも」
「すげえなあ」

食べたあとの胃はらくちん。
そりゃ、ほとんど野菜しか食べてないんだから、らくよね。
低カロリーで食物繊維もたっぷりだし、
ほしののチャレンジ史上、いちばんヘルシーなメニューよ。

あと、このお店は何回でもチャレンジしていいんですって。
こんどは大野もつれていきましょ。



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