第3回 三珍さんに大苦戦


さいきん、うちの大野社長が「大食い企画をやれ!」ってうるさいのよねえ。
ほしのは大食いなんかやりたくないんだけど、社長命令じゃしかたないじゃない。
ということで、つぎにチャレンジしたのは、ラーメン屋さんの三珍さんよ。

自転車(チャッピー号)でキコキコむかったのは、ちょっと薄汚れたラーメン屋さん。
ほんとに汚い店。カウンターなんか、ちょっとあぶらぎってるの。
店中にチャレンジ成功者の名前が貼ってあるんだけど、それも茶色く変色してる。
こんなところ、さっさとたべてさっさと帰りましょ。

「チャレンジラーメンください」
「はいよ。つくってる間に、これ読んでて」
店のマスターに渡されたのは、やっぱり油でよこれた注意書。
これもべたべたするんだけど。食べ物屋さんなんだし、なんとかならないものかしら。
「どれどれ・・・見苦しく汚された場合には罰金をいただきます?」
吐いちゃう人がいるってことよね? そんなにすごい量なのかしら。

しばらくしてでてきたのは大きめの丼に入った豚骨ラーメン。
店中があぶらぎってるのは、このラーメンのせいかしら。
それとも、店のなかがあぶらっぽいから、ラーメンまでギトギトなのかしら。
量は4人前って書いてあるけど、そんなにバカな量じゃないわ。

ずずっー、ずずっー。
味のほうははわるくないみたい。
麺は10分ちょっとでなくなったかしら。
あとはこのスープを飲めばいいのね。
・・・って、あつーーーーい!
なにこれ? 舌をやけどしちゃうじゃない!
表面に油の膜があるせいで、なかなか温度が下がらないのね。
えーい、めんどくさい。水を入れて冷ましちゃえ。
これで飲みやすくなったわ。ごくごく。

ということで、完食タイムは、ごくごく平凡な21分。
うーん。試合内容にはかなり不満よ。
一から修行をやり直しね。


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